APP CARES 東日本復興支援プロジェクト活動報告
アジア最大級の総合製紙メーカーであるアジア・パルプ・アンド・ペーパー(以下、APP)の、日本における販売会社であるエイピーピー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区/以下、APPジャパン)は、「APP CARES東日本復興支援プロジェクト」の一環として、宮城県女川町で活動するコラボ・スクールの女川向学館へ、コピー用紙の寄贈を行うことにいたしました。対象品は、APP製品のA4サイズコピー用紙「コピーペーパー」(インドネシア産)で、今後2年間に154箱の提供を予定しています。女川向学館は、特定非営利活動法人NPOカタリバ(以下、カタリバ)が、東日本大震災で被災した子供たちのケアと育成を目的として設立した放課後の学校です。宮城県女川町に暮らす子どもたちが、「震災」という試練と向き合い乗り越えることで、未来の東北復興を担う人材、そして10年後の日本を支えるイノベーターへと成長することを目指しています。
この寄贈を記念して、去る12月8日(土)、APPジャパンならびに関連会社の株式会社キョクトウ・アソシエイツ(本社:東京都江東区 / 以下、キョクトウ)は、女川向学館にて①コピー用紙の贈呈式と ②ワークショップを開催いたしました。
①コピー用紙贈呈式
寄贈品のコピー用紙「コピーペーパー」A4サイズ154箱(APP製品)は、女川向学館で学ぶ子どもたちの学習用の教材や道具として活用されます。 |
②ワークショップ
2013年より販売を開始する「KoKoRu」(ココル カラーダンボール紙)を使い、クリスマスオーナメントの雪だるまを作りました。 |
なお、当日の様子は、女川向学館のブログにも掲載されています。
■特定非営利活動法人 NPOカタリバ および コラボ・スクール「女川向学館」について
カタリバは、「学校に“社会”を運ぶ」をテーマに若者/子どもたちへ教育活動を行うNPO団体として2001年に設立されました。これまでに、高校生へのキャリア学習プログラム「カタリ場」を約460校で実施し、約10万人の生徒に“将来”や“進路”を考える“きっかけ”を届けてきました。2011年7月には、被災地で勉強する場を失った子どもたちのための放課後学校として、コラボ・スクール「女川向学館」を宮城県女川町に設立し、多くの生徒に学習指導や心のケアを行っています。
■寄贈品のコピー用紙「コピーペーパー」について
APP製品の「コピーペーパー」は、APPが保有・運営する植林地の木材から製造されるパルプを100%使用しており、地球環境にやさしい製品です。APPは、中国・インドネシアを合せて約130万ヘクタールという、東京都の約6倍もの面積におよぶ植林地を保有しており、1日100万本のアカシア/ユーカリを植林しています。(2011年6月時点)
APPの植林地では、植林木を苗木から育てることを特徴としており、その成長過程において大量の二酸化炭素を吸収することで、地球温暖化の防止に貢献しています。また、植林木を紙の原料として使用することは、不必要な森林伐採を防ぎ、持続可能な木材資源の確保を可能にしています。
地球環境に配慮した植林木の管理・収穫の過程を、APPでは、資源の持続可能な環境と社会を目指す「地球にやさしい緑のサイクル」と呼んでいます。
■APPについて
アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は、中国およびインドネシアに多くの工場を保有する紙・板紙製品の総合メーカーであり、これまでに世界170ヶ国以上にその製品を販売しています。また、APPの生産設備の大部分は、LEIとPEFCによる加工・流通過程認証を取得しています。APPでは、パルプ材植林地の持続可能な管理に加え、生物多様性の高い地域や貴重な泥炭地地域における多くの大規模保護プロジェクトを支援しています。
■APPジャパンについて
エイピーピー・ジャパン株式会社は、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)の日本における販売会社です。APPグループの紙・紙製品を、徹底した安定供給体制と充実した製品群をバックに、日本市場に提供しています。APPジャパンでは、日本でのコピー用紙の販売を通し、インドネシアの地で絶滅の危機に瀕している「ジャワサイ」の保護を目的としたキャンペーン「Home for Rhino ~みんなの紙が、ジャワサイを救う。~」を実施しております。詳細は専用Webサイト(www.home-for-rhino.com)をご参照ください。
■本件に関するお問い合わせ先:
エイピーピー・ジャパン株式会社マーケティング本部 宮内
電話: 03-5217-1262
FAX: 03-5217-1265
Email: marketing@appj.co.jp
※PDF版はこちらよりダウンロードをお願いいたします。