製紙メーカー APP > 環境・社会への取り組み(CSR) > CSRニュース > グリーンピース発表の「防火行動計画」(2015年10月29日)に対するAPPの回答

グリーンピース発表の「防火行動計画」(2015年10月29日)に対するAPPの回答

2015年11月4日、ジャカルタ - インドネシアにおける森林火災と煙害の危機を踏まえたグリーンピースの「防火行動計画」を、当社アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は歓迎いたします。当社はグリーンピースの懸念を共有しており、森林および泥炭地火災の根本原因に取り組む長期的な解決策が必要だという意見に率直に同意いたします。APPはすべてのステークホルダーと協力して、現在も続く火災の悪循環を断ち切る真の解決策を創出し、実行していくことを誓約しています。
グリーンピースが指摘しているように、火災は、特に南スマトラにある当社の原料供給会社の管理地(コンセッション)に影響を与えています。当社はこれまで、入手可能なすべての資源を振り分けて、原料供給会社のコンセッション内外で火災と闘ってきました。
最近の火災頻発地域(ホットスポット)のデータ分析と現場検証では、原料供給会社のコンセッション内の火災の多くは、コンセッションの外部で始まったものであることが示されています。
火を使っていることが判明した原料供給会社とは、直ちに契約を解消いたします。植林会社が森林に火をつけることは犯罪行為であり、そうした供給会社は適切に社会的な制裁を受けて然るべきと当社は考えています。
消火は短期的な対策に過ぎません。グリーンピースと同様に、現状の危機に対処する唯一の方法は、火災の根本原因に対処すると共に、持続する解決策を創出することであると当社は固く信じています。重視すべきは、単なる軽減対策ではなく、例年のこうした危機を完全に回避できるような防火対策です。
以上のとおり、APPはグリーンピースが目指す防火対策を全面的に支持します。
APPはすでに、自然林破壊ゼロ方針や森林保護方針(FCP)と併せて、以下の対策に着手しています。


 



PAGETOP