【2017年9月28日 – ジャカルタ、インドネシア】 - アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(本社:インドネシア、会長:テグー・ガンダ・ウィジャヤ 以下、APP)は、アジア水環境パートナーシップ(WEPA)が主催する「アジアにおける第13回水環境パートナーシップ年次大会」において、同社のピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー工場ll(所在地:インドネシア・カワラン)の工場排水処理システムがベスト・プラクティスの模範例として評価を得たことを受け、その一環として、インドネシア環境林業省(KLHK)水質規制局、ならびにWEPAで構成される視察団を歓迎したことを発表しました。
写真(右):ピンド・デリ工場の排水処理機能の説明を受ける参加者
「私たちは、この工業地区における継続的な環境維持活動の一環として、今回の視察を心より歓迎しております」とピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー工場長のヘンドリ・グナワンは述べています。
2017年のWEPA訪問は、3日間(9月26日~28日)のイベントの一環として行われました。イベントの初日は、産業排水処理の国際的なワークショップで始まり、2日目はアジア各国の代表が参加するWEPAの第13回年次会合が行われました。WEPAの年次イベントの3日目には、ピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー工場llは、適切な排水処理機能の要件を満たしていることから、ベスト・プラクティスの模範例の一つとして評価されました。
WEPAは、「2003年世界水フォーラム lll」において日本の環境省のアイデアが発端となり設立され、2004年に正式な機関となりました。WEPAは、水と環境管理の知識を伝えるだけではなく、気候変動および淡水エコシステムにおける情報発信を行っています。
今回の工場視察は、政府の排水処理プラント技術・検査要件を満たすことに成功したインドネシア企業の代表例として、インドネシア環境林業省(KLHK)の水質規制局の主導により実施されました。
ピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー工場llは、2016年に工業省およびKLHKより2つの賞を受賞しています。KLHKからは、工場排水管理システムの標準要件を超えたクオリティと実績を受けて、グリーンカテゴリーの正式な賞を付与されています。一方、工業省からも、環境へのインパクト軽減カテゴリの最高位賞としてグリーンインダストリー2016(レベル5)を受賞しました。
「ピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー工場llは、水のリサイクルを含む水の効率的な利用および排水処理の品質が政府が定めている品質標準の要件に会うよう、排水管理においても継続的な機能改善を目指します」とヘンドリ・グナワン工場長は述べています。
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