製紙メーカー APP > APPグループについて > 主要工場
チウィ・キミア工場はインドネシア第2の都市スラバヤ市の近郊モジョケルトという町にあります。1972年に小さな苛性ソーダ工場からスタートした同工場は1978年から紙の生産を開始。1984年に紙製品の生産に着手、現在では60基以上の製紙マシン及び印刷加工機械、1万人以上の従業員、年産130万トンを超える紙・紙製品を作り出す巨大工場に成長しています。
同工場は国際的に受け入れられる製品を生産するために、そして最大の効率と価格競争力を確保するために最新鋭の設備を備えています。キャストコーター、オフマシンコーター、自動断裁機、脱墨設備、排水浄化設備、自家発電設備などすべてを広大な同一敷地内に設置。そのため原紙から紙製品にいたるまで一貫した極めて効率の良い生産体制を実現しているのです。
印刷用紙(コート紙、上質紙)、キャストコート紙、コピー用紙、ストックフォーム、ノート、ルーズリーフ、スパイラルノート、封筒、ペーパーバッグ、ノーカーボン紙、ファンシー製品、贈答用包装紙、インクジェット用紙、段ボール、出版物までほとんどあらゆる種類の紙・紙製品を生産し、世界中に販売しています。特にコピー用紙はオリジナルブランドやプライベートブランドで日本市場でも大きなシェアを持っています。
所在地 | インドネシア ジャワ島モジョケルト市 |
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設立 | 1972年 |
敷地面積 | 200ha |
従業員 | 6,575人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 45001 / 50001、PEFC-CoC |
主要製品 | コピー用紙、フォーム用紙、レーザープリンタ用紙、 インクジェット紙、純白ロール、ノーカーボン紙、 上質紙、キャストコート紙、学習帳、レポートパッド、 リングノート、ルーズリーフ、包装紙、封筒、その他 |
年間生産能力 | 224万トン |
インドネシアの首都ジャカルタから車で1時間あまりのカラワン市に位置するピンド・デリ工場は1976年に現在の第1工場で2基の製紙マシンで創業を開始。現在は第1、第2工場全体で年間生産量100万トンを超える製品を世界各国に出荷しています。ピンド・デリ創業の地である第1工場では、カラーコピー用紙、色上質紙、ファンシー製品、ブリーフカード、エンボス紙、コート紙、特殊紙、ティッシュペーパーを生産。広大な敷地を持つ第2工場では印刷用上質紙、コピー用紙、キャストコート紙、キャストボード、ノーカーボン紙、紙コップ原紙、アートボード、感熱紙、段ボールを生産しています。
同工場では1997年から家庭紙の生産を開始。原紙から一貫して生産されるティッシュペーパー、トイレットロール、キッチンペーパー、ペーパーナプキン、ペーパータオルは自然由来の植物繊維でできており、蛍光染料を一切含まない優れた柔軟性と吸水性が幅広いお客様に好評を博しています。
所在地 | インドネシア ジャワ島カラワン市 |
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設立 | 1976年 |
敷地面積 | 第1工場 45ha / 第2工場 450ha |
従業員 | 4,507人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 50001、OHSAS18001、PEFC-CoC |
主要製品 | コピー用紙、筆記用紙、上質紙、キャストコート紙、 アートボード、ノーカーボン紙、感熱紙、 アートペーパー、家庭紙、その他 |
年間生産能力 | 112万トン(紙製品)/ 9万トン(家庭紙) |
インダ・キアットはインドネシア国内に3ヶ所の工場を持っていますがその筆頭であるペラワンはインドネシア最大の島・スマトラ島中央部に位置するリアウ州にあります。同工場は1984年に第1パルプ工場を稼動させて以来、現在までに6基のパルプマシンと3基の上質紙マシンを持つアジア太平洋地域でもトップクラスの紙・パルプ一貫工場に発展しました。さらに2007年からはティッシュマシンの増設を開始。世界中の家庭紙需要に応えるべく生産体制を整えています。
同工場の最大の特色は近郊に広大な植林地を持ち、チップ・パルプの生産から製紙、加工までの一貫ラインを実現していることです。パルププラントでは連続蒸解釜を装備して生産能力を高めるとともに回収ボイラーによるバイオマス利用を行い低コスト・省エネルギーを実現しています。また世界の主流であるECFパルプ漂白設備への転換も完了しています。
さらに同工場を取り囲む広大な森林地区をはじめとする周辺環境の保護にも積極的な姿勢を持ち、森林保全と排水処理の問題に関しては特に前向きに取り組んでいます。
インダ・キアット ぺラワンはこのようにチップ・パルプから製品までの一貫生産工程のメリットを活かし、品質・価格ともに優れ、さらに環境に配慮した製品を世界中にお届けしています。
所在地 | インドネシア スマトラ島リアウ州 |
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設立 | 1984年 |
敷地面積 | 2,010ha |
従業員 | 6,121人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 45001 / 50001、PEFC-CoC |
主要製品 | パルプ(LBKP)、上質紙、コピー用紙、コート紙 |
年間生産能力 | 240万トン(紙製品)/ 259万トン(パルプ) |
インダ・キアットタンゲランは、1997年に抄紙機(2基)の稼動を開始し、1978年より商業生産を開始しました。現在では3基の抄紙機を備え、年間生産能力は約10万トン。約3万トンのカット版製造加工設備を備えています。
同工場では平滑性、不透明度の高い紙の生産を得意とし、色上質紙(印刷用紙、コピー用紙)及び特殊紙を生産しています。
1998年に導入された第3号マシンでは米坪55-160gsmの印刷用紙及びコピー用紙の生産を開始し、能力は当初の年間生産能力1万5000トンが、現在では4万5000トンに増産されています。
お客様のご要望にお応えするため、巻取及び平版(全版・カット版サイズ)を積極展開し、色上質紙においては高明度、パステルカラー、蛍光色まで多彩な品揃えとなっています。
同工場は、1995年にISO9002認証を取得し、1996年には製紙会社として世界初、かつアジアにある工場として初めてISO14001認証を取得し、環境保護に十分配慮しています。
所在地 | インドネシア ジャワ島タンゲラン地区 |
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設立 | 1976年 |
敷地面積 | 28ha |
従業員 | 849人 |
ISO取得 | ISO9001 / 14001 / 45001 / 50001、PEFC-CoC |
主要製品 | 色上質紙、カラーコピー用紙、コンピューター用紙、 複写紙 |
年間生産能力 | 53万トン |
首都ジャカルタ近郊のセラン市にあるインダ・キアット セランは1991年に設立され、1993年1月から本格稼動しました。設立当初は年間18万トンのライナー、10万トンの中芯原紙を生産していましたが、その後年間11万トンの段ボール生産設備の操業を開始。現在では製紙マシン4基を稼働させ段ボール原紙、アートボード、コートボール紙、紙管原紙、食品用パッケージ用紙の生産を行っています。2008年には製紙マシンをさらに1基導入し、紙・板紙生産量140万トン以上の巨大工場へと発展しています。
加工部門では、世界的に有名なヴァルメット社と三菱ベロイト社からコルゲーター(段繰り機)を導入し、20万トンを超える生産能力を持つ段ボール生産工場でもあります。また紙管も、原紙からの一貫生産を行いAPPグループの工場のみならず多くの製紙会社に供給をしています。
同工場では、製紙マシンから製品倉庫まですべてオンライン化され生産から配送までコンピュータにより高度に自動化されたシステムを活用。作業の効率化と品質の均一化を図るとともにこれらの現場情報がいち早く的確に経営上層部に届くよう工夫しています。
所在地 | インドネシア ジャワ島セラン市 |
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設立 | 1991年 |
敷地面積 | 550ha |
従業員 | 4,044人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 50001、OHSAS18001、PEFC-CoC |
主要製品 | 段ボール原紙(中芯、強化芯、外装ライナー)、 白板紙 (コートボール、アイボリーボード、アート ボード)、段ボールケース |
年間生産能力 | 263万トン |
スマトラ州南部のジャンビ市にあるロンター・パピルスは1994年にパルプの生産を開始。
1998年にはティッシュマシンを稼働させティッシュ原紙の生産を開始し、世界各国へ販売しています。
同工場では積極的に植林を行い、植林木の利用を推進するとともにECF漂白設備を導入。環境に配慮したパルプ、紙の生産を行っています。
所在地 | ロンター製紙工場:インドネシア スマトラ島アチェ州ランサ市 ロンター・パピルス・パルプ工場:インドネシア スマトラ島ジャンビ市 |
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設立 | 1977年 |
敷地面積 | 1,150ha |
従業員 | 1,654人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 45001 / 50001、PEFC-CoC |
主要製品 | パルプ(LBKP)、家庭紙 |
年間生産能力 | 27万トン(家庭紙)/ 102万トン(パルプ) |
中国の二大河川のひとつ、長江に沿った第3の港、江蘇省鎮江市に金東紙業が設立されたのは1997年5月のことです。
投資総額は21.23億ドルで、単一工場としては世界最大規模を誇ります。ドイツのフォイト・ズルツァー社による抄紙幅9.77mの最新鋭大型ペーパーマシンを3基(1基はオンマシンコーター、2基はオフマシンコーター)を所有し、高速印刷機に適した両面塗工のコート紙、片面塗工のコート紙などを生産しています。
APP中国のリーダー的役割を担う同工場は、経済の循環と環境にやさしい製紙業を経営理念とし、環境対策にはこれまで9億元を投じてきました。
また、管理システムにはシックスシグマ・CTRなどを導入し、品質管理の効率化に努めています。
日本市場では「シナールDGグロスコート」「シナールDGマットコート」のブランド名で数多くの出版物・パンフレットなどにご愛用いただいており、国内紙では類を見ない白色度の高さは、高い評価をいただいています。
所在地 | 中華人民共和国 江蘇省鎮江市 |
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設立 | 1997年 |
敷地面積 | 533ha |
従業員 | 2,800人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 45001、PEFC-CoC |
主要製品 | 両面コート紙(グロス・マット)、片面コート紙、 中質コート紙 |
年間生産能力 | 200万トン |
Webサイト | www.goldeastpaper.com |
所在地 | 中華人民共和国 浙江省寧波市 |
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設立 | 2003年 |
敷地面積 | 345ha |
従業員 | 1,541人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001 / 14064 / 14025、OHSAS18001、PEFC-CoC |
主要製品 | 板紙、塗工白板紙、高級白板紙、コートボール |
年間生産能力 | 190万トン |
海南金海パルプ・アンド・ペーパーは、2004年11月中国最南端の島・海南島の南州洋浦経済開発区にAPP中国13番目の大型工場として設立。世界最大規模を誇るパルプの生産工場であり、年間生産量は125万トンにのぼります。植林からパルプ・紙・紙製品の製造までを一貫化させた巨大工場を目標に掲げ、製紙プラントの敷設にも着手しております。
所在地 | 中華人民共和国 南州洋浦経済開発区 |
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設立 | 2004年 |
敷地面積 | 533ha |
従業員 | 2,796人 |
取得認証 | ISO9001 / 14001、OHSAS18001、PEFC-CoC |
主要製品 | パルプ、家庭紙、厚物コート紙(150‐270gsm) |
年間生産能力 | 90万トン(紙製品)/ 70万トン(家庭紙)/ 180万トン(パルプ) |