2014年11月19日、ジャカルタ発――中国の蘇州にあるアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)の金紅葉工場で屋上太陽光発電プロジェクトが完了し、世界最大級の屋上太陽光発電装置がつくられました。太陽光パネルの大きさは約30万㎡に及び、サッカーコート42面分に相当します。この装置は同工場の12の生産施設や倉庫、管理棟すべてに設置された1万枚のパネルで構成されています。
この太陽光発電プロジェクトの発電量は2,000万キロワット時になると予想されており、これは地域の約6,000世帯に供給できる電力量です。APP中国副社長のMadam Zhai氏は次のように述べています。「中国における再生可能エネルギーへの投資は急速に進行しており、この分野の成長の一端を担えることに誇りを持っています。当社の屋上設備は中国の炭素排出削減に一役買うと同時に、地域コミュニティに電力を供給するものです」。
金紅葉紙業グループはアジア・パルプ・アンド・ペーパーの子会社です。同社は中国国内で4つの製紙工場と16の加工工場を運営しており、その従業員数は1万3,000人を超えています。また、アジアにおける家庭紙やトイレット・ペーパー業界のリーダーであり、50万トン以上の原紙に加え、Virjoy、Breeze、Zhen Zhenといったブランド名で60万トンの最終製品を生産しています。
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t-terasaki@appj.co.jp(寺崎)
APPについて
アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は、インドネシアと中国の紙パルプ製造企業グループの総合ブランド名です。APPグループは世界最大級の総合紙パルプ企業群であり、紙、パルプ、加工製品の合計生産能力は年間1,800万トンを超えています。現在、APPインドネシアとAPP中国はは6大陸の120ヶ国で製品を販売しており、APPの生産設備の多くはSVLKやLEI、PEFCなどの認証を取得しています。
APPは環境パフォーマンスを向上させ、生物多様性の保全、地域コミュニティの権利の保護をさらに強化するために、2012年6月に持続可能性ロードマップ ビジョン2020を立ち上げ、2013年2月に森林保護方針に着手しました。詳細についてはwww.asiapulppaper.comをご覧ください。