第四回進捗報告書のPDF版をダウンロードいただけます。
このたび、APPの持続可能性ロードマップ‘ビジョン2020’に関する第四回進捗報告書が発表されました。PDF版はコチラよりダウンロードいただけます。
APP持続可能性およびステークホルダー担当役員 アイダ・グリーンベリーからのレター全文
2013年11月7日ステークホルダーの皆様へ
森林保護方針(FCP)の実施から9ヶ月が経ち、APPは本日、持続可能性ロードマップ:ビジョン2020の第4回進捗報告書を発表いたします。
この報告書は、当社のサプライチェーンでの自然林伐採の恒久的停止を目指す我々の取り組みの概要をご説明するものです。
当社は今年2月に森林保護方針(FCP)を導入しました。同時に、当社の原料供給会社のコンセッション内のどこに高炭素貯蔵林(HCS)または高保護価値林(HCS)があるか特定し、そのすべてを保護することを目的とした一連のアセスメントの結果が出るまでの間、すべての森林伐採停止を導入しました。
ごく限られた違反はありましたが(170ヘクタール未満への影響)、その原因はすでに究明されており、アセスメントが実施されている間、伐採中止は続行されています。HCSアセスメントは2014年第1四半期に、HCVアセスメントは2014年3月までに終了する予定です。これらのアセスメントの完了を待って、自然林の適切な保護を保証するための当社の戦略を設定する持続可能な総合森林管理計画が進められることになります。
方針の実施についてのAPPの状況は、先月発表されたグリーンピースの報告書APPの森林保護方針 進捗レビューでも評価されています。FCPの導入以降、グリーンピースはAPPに対するキャンペーン活動を保留しましたが、この報告書でこれまで実施されてきた取り組みを認めると共に、前途に待ち受けている課題を提起しています。
グリーンピースは、当社が260万ヘクタールの土地で作業していること、また当社が行っている取り組みの多くがかつてないような規模であるため、乗り越えるべき課題や難問が絶えず存在しることを、我々と同様に認識しています。
しかし、当社の事業に関心を寄せてくださるお客様や市民社会組織、政府、地域コミュニティといった、より幅広いステークホルダーの皆様のご支援をいただければ、森林破壊を根絶してインドネシアの森林の長期的な未来を確保するという当社の目標を達成できると我々は確信しています。
FCP合同運営委員会
APP持続可能性およびステークホルダー担当役員
アイダ・グリーンベリー
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