2013年第1号のニュースレターをお届けします。
このニュースレターは、APPグループが取り組む地域環境に関連した活動をお客様各位にご紹介するものです。今回の主なトピックスは下記の通りです。
- ●APP自然林伐採の即時全面停止を誓約
- ●APPグループの最新の誓約について -ステークホルダーの反応-
- ●ジャワサイ保護のパートナーシップ・プログラムは2年目も継続
- ●中国における持続可能性:事実を明確にさせる
下記は抜粋となります。
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APP自然林伐採の即時全面停止を誓約
2月5日、アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は、インドネシアのサプライチェーン全体を対象として自然林の即時伐採停止を発表しました。APPのすべての原料供給会社は、2月1日以降、独立評価を通じた長期管理計画のもとで保護価値の高い地域が特定されるまで、自然林の伐採を停止しました。
また、フォレスト・トラスト(TFT)が行う高炭素蓄積(HCS)評価によってすべての森林地域が特定されることになり、APPは将来の植林開発を森林地域で行わないことを確かなものとします。
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APPグループの最新の誓約について -ステークホルダーの反応-
「これはAPPグループのきわめて重要な誓約であり、投資です。我々がこれに取り組む目的は、当社の事業の持続可能性を高め、社会に貢献することにあります。当社のステークホルダーの皆様には、当社の新しい方針に対してご支持・ご協力を賜ると共に、さらに他の紙パルプ企業も追随するよう要請していただくことをお願いいたします。」APPグループ会長 テグー・ガンダ・ウィジャヤ
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ジャワサイ保護のパートナーシップ・プログラムは2年目も継続
絶滅危惧種であるジャワサイの保全を目指す官民によるユニークな共同プロジェクトの2年目への継続に向けた調印式がジャカルタで開かれ、アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は、ウジュン・クロン国立公園とのジャワサイ保全パートナーシップをさらに12ヶ月延長することに合意しました。本パートナーシップ・プログラムは、ウジュン・クロン国立公園内に生息するジャワサイの個体数増加に向けたインドネシア林業省による取り組みの支援を目的としており、「2007~2017年インドネシア・サイ保全行動計画及び戦略」に沿って進められています。
今後1年間をかけて、ジャワサイの生息地回復に向けた取り組みの拡大や個体数の継続的な監視が、ジャワサイ保全活動グループ(CWG)によって進められます。また、現地チームは、CWGからの資金提供に基づき、すでに国立公園内に設置されている60台のカメラを使ってサイの個体数を監視します。
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中国における持続可能性:事実を明確にさせる
[ジェフリー・リー記]私が中国における革新の高まりについて説明するとき、中国とAPP の持続可能性における成長と革新をよく引き合いに出すことがあります。
このことについての西欧諸国の無関心は明らかです。例えば、森林製品の分野に関し、西欧諸国の多くは、中国が森林に対し無責任であると信じていて、中国における森林破壊についてしばし苦情を述べています。
しかし実態は、「植林」において中国が世界をリードしているのです。30~40年前、中国にはわずか9~11%の森林地帯があるのみでした。
ところで、紙やその他木材製品の需要が飛躍的に高まったため、森林が破壊しつくされたのではいかと思われるかもしれません。しかし、現実には中国では21%の森林地帯が存在しており、数年以内には目標値である27%に到達する予定です。
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